![]()

顧客管理とは、一般的には、商品・サービスの販売などに利用することを目的として顧客の属性(住所、氏名、性別、年齢など)、購買履歴や問い合わせ履歴などを管理することです。通常、どのような企業でも、契約者のデータを保存していることでしょう。しかし、保存しているだけでは顧客管理とはいえません。顧客管理はその保存されたデータをもとに営業活動や顧客満足(CS)などの次のステップへ活用して、始めて顧客管理となります。
昨今では、このような取り組みは、ごくごく普通に行なわれるようになってきました。その背景として、時代の変化、個人の価値観やライフスタイルの変化などが挙げられます。具体的には、集団から個へ、均一から多様へ、そして量から質が求められる時代になったということです。
そのような時代の変化の中で顧客というものをもう一度見直すことが必要になってきました。競争が激化する中、いかに個のニーズを把握し、顧客に合った提案やサービスの提供が出来るかが、その企業が成長し続けられるかのひとつの「解」だと思います。このように、顧客管理とは最終的に売上と利益の拡大を目的とし、継続的にご契約いただける関係を築くことと、PDRでは考えております。
このような顧客関係を築くには、まず顧客を良く知り、自社の商品・サービスの対象となる顧客を把握、決定し、その対象となる顧客に対し、実際の興味度合いや販売の可能性を確認することが必要になってきます。これは通常行なっているように、営業の基本中の基本です。ここで双方の利害が一致し、すんなり契約となれば話は別ですが、大概の場合、「ノー」の反応をもらうことが殆どだと思います。この「ノー」のお客様からいかに次のチャンスを見つけ、ご契約をいただくかが、顧客管理を行う最大の理由です。
「ノー」の原因は何でしょうか。価格、スペック、納期、アフターサービス…etc。これらの「ノー」の問題を解消出来れば、ご契約になるわけですから、原因を追究し、改善策を練ることは当然でしょう。しかし、原因というほど明確なものはなく、時期的に合わなかったり、その顧客自身に明確なニーズやウォンツが無かったという場合も少なくありません。こうしたお客様に対しても動機付けを行い、潜在的なニーズやウォンツを喚起していくことも、この顧客管理の一つだと考えております。そして、それを会社全体で共有することが顧客管理です。