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もぐら通信 vol.6
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これは、私自身が毎度毎度同じ失敗を繰り返し、改めなければと常々思っていることですが、「すみません」の一言が、なかなか言えないのです。
この間も、社内での打合せで、つい言い過ぎでしまいました。
「ああした方が良い」、「こうした方が良い」と意見出しをしているうちに、徐々に議論は白熱し、終いには、「これでは駄目だ」、「こういう場合にはどうするつもりか?」というような、相手の意見をねじ伏せるだけの発言をしている自分になっていました。
口先はとんがり、目線は鋭く、ぶっちょう面になっている姿は言うまでもありません。
いつも、少し時間が経ってから、「しまった」と気づくのですが、しかしながらまだ素直になれない自分がいるのです。
気づいた瞬間、その時に「先程はすみませんでした」と一言、言えればいいのに躊躇してしまう自分がいるのです。心の中で何かモヤモヤとした、なんとも居心地の
悪い感情です。これは何でしょうか。
自分は悪くない、詫びる必要などないという、自分を正当化したい気持ちでしょうか。
また、自尊心でしょうか。それとも、せっかく詫びても、冷たくされたらどうしよう、私を嫌な奴だと思っているに違いない・・・という不安でしょうか。
人はいつでも自分は正しいと思いたいものです。また、自分を受け入れて貰いたいと思っているものです。しかし、そう願いながらも、相手を思いやる気持ちを忘れ、感情や自分の都合に任せた言動をしてしまうものです。
そのこと自体が悪いことだとは思いません。なぜなら、誰にでもあることだからです。
だだ、それを一言「すみません」と頭を下げられるかどうかだということです。
素直になれない私が、苦肉の策で、軽い口調で「すみませんでしたねー、○○で。」と言うことがあります。しかし、これはよろしくありません。詫びているということになっていないからです。テクニックを論じるつもりはありませんが、「すみませんねー、○○で。」というのは、人によっては嫌味な印象を受けることになり兼ねません。
すみませんの気持ちが後の言葉によって流れてしまうのです。
やはり、きちんと「○○で、すみません」と伝えることが詫びるということではないでしょうか。そうすると、相手の方も大概、「いやいや、こちらこそ」、「気にしてませんよ」という明るい言葉で返してくれる。するとさっきまでのモヤモヤしていた気持ちが嘘のように晴れ、すがすがしい気持ちになる。そして、お互いの心が通い、より人間関係を潤いあるものに変えてくれるのです。
私の仲間の一人は、この「すみません」がとても上手です。苦手なことや、自分の力では出来ないことがあると、「すみません」と最初に一言詫びて、周囲の人に手伝って貰っているのです。もちろん、最初から誰かに手伝って貰おうという作戦ではありません。
しかし、「すみません」と詫びられると、つい周りは「いいですよ、私がやりましょうか」となるわけです。そして自分が出来ないことをやってもらっている訳ですから、次に出る言葉は「ありがとう」しかないのです。
すると、手伝った人も嬉しくなる。手伝ってもらった自分も嬉しい。どんどん良い循環が始まるのです。
相手の心を動かすとは、とても大変なことですが、こうした小さな一言に、ヒントが隠されているのではないでしょうか。
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※レポート部分のみを抜粋して掲載しております
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