PDRは、顧客管理手法・インサイドセールスの構築・運用を支援する会社です


バックナンバー

もぐら通信 Vol.16
オラがやらねば誰がやる-後編:1つの火種がやがて大きな力に

----------------------------------------------------------------
もぐら通信 vol.16              2004.11.19
---------------------------------------------------------------

  〜 目の前に起こる出来事が最良の教材 〜

■今回のテーマ:オラがやらねば誰がやる
         -後編:1つの火種がやがて大きな力に

 今回は、前回に引き続き「オラがやらねば誰がやる」の後編です。

 はじめに少し、前回のあらずじをお伝えします。

 いよいよ営業方針に改革のメスを入れた某システム系会社の新社長
さん。新しい営業の仕組みを作ろうと各部門から主要メンバー数名から
意見を聞きました。

皆、その新しい取り組みについては賛同します。しかし、”いざ、誰が
やるの?”という話になると、一斉にスタンド席に遠ざかってしまいま
す。

そこで、私(もぐら)が、一か八か、「では、まず営業やその関連部門の
社員全員に、今回の施策に対し、説明をしましょう。そこでの皆さんの意
見をいただき、結果検討して行きましょう。」と言い切ったところまでが、
前回でしたね。

結果はいかに・・・。

 11月吉日、私はいくつかの資料を持参し、先月お会いした社員の皆さ
んの顔を、お一人ずつ思い浮かべながら、会場までのキツイ坂道をいつも
の足取りで歩いて行きました。

会議室には、営業部門、マーケティング部門、カスターマーサービス部門、
SE部門など、約30名の社員の方々が集まっておりました。社長はいつも
通り、明るく快活に振舞っていましたが、社員の皆さんの顔色はそれぞれ。
どんなことがこれから始まるのか不安と緊張の表情、前回話を聞いている
方は、周囲がどう反応するかを伺う表情などなど・・・。

約1時間半、基本的な内容と将来像をお話しました。

さらに、約10名ほどの社員の方に集まっていただき、プロジェクトを進める
上での具体的な話し合いになりました。

この場でディスカッションすべき内容はたくさんありました。
誰が何をやるか、評価はどうするのか、最終的な責任はどこに置くのか等。
出席者それぞれが、それぞれの立場で、問題提起します。
その一つ一つに、私が思うこと、そして皆さんの置かている状況を考慮した
上で、話し合いを進めていくほかありませんでした。

一つの問題が解消されれば、また新たな問題が提起される、この繰り返し
でした。これを何回か続けた後に、それぞれの意見が一つの方向へとすり
合ってきました。

 そして、前回までスタンドでメガホンとジュース片手に観戦スタイルを
決め込んでいた人が1人、2人とグランドに降りて来たのです。マウンド
にはピッチャー、そしてキャッチャー、ファースト、ショートが揃いました。

強烈にチームをリードするキャプテンは、キャッチャーを務める営業部の
Cさんです。実は、今回の結果は、この営業部のCさんあってのことなのです。

 このディスカッションの開始早々、社長室のK部長が、私たちにこんな
ことをお話されました。
「今回のお話は、あくまでも提案ですから、討議した結果によっては、
大変恐縮ですが、×ということもありますので、それはそれでご了承いただき
たいのですが。」

それを聞いていた、営業部のCさんが、
「何言っているんですか、これは提案だからやらないかもしれないでは
なくて、やる前提で話をしているんです。当社でやるためには、どうしたら
やれるかの話なんです。」
と。

恐らく、この一言が、その場にいたメンバーの意識を一転させたのは
間違いありません。

営業の厳しい現状を知り、何とか変えていかなければならないと切に
感じていたのは、他の誰でもない、彼だったのではないでしょうか。
その真剣さと熱意が、外部の私たちが何を伝えるよりも、社員の皆さんの
心に響いたのだと、私は実感しました。

そして、”やること”を前提にしてのディスカッションが始まったのです。
さらに嬉しいことに、この会が終わる頃には、このチームに応援団が出来
ていました。

今までSEだったDさんが、今回の話を受けて、”是非、やりたい”と自ら
声を上げてくれました。部署的な意味合いも有り、今回は応援席に回って
貰いましたが、こうした理解者が一人でも増えることが、何よりもこの
プロジェクトを成功させる要因の一つなのです。

また、前回まで戸惑いを隠せなかったAさんの部下と、前回も話を聞いて
くれたBさんが、”参加する”と言ってくれました。

あれよあれよで、結局、監督含め7人、もぐらチームからも3人ほど参加
することになりましたので、これで計10人。野球を始めるには、プレー
ヤーだけで9人必要ですから、なんとかチームになりました。
本試合はこれからですが、基本的な練習はバッチリ出来そうです。

たった一人の小さな火でも、それが火種となりポッ、ポッポと周囲へ
移り、やがて炎となり、大きなエネルギーが生まれるのです。いつも、
始まりはそうです。

 さて、いよいよ、来シーズンに向けて、12月から本格的な練習が
始まります。

−end −

※レポート部分のみを抜粋して掲載しております

講読のお申し込み

弊社メールマガジン「もぐら通信」は、メールアドレスをご登録いただければ、どなたでも無料でご講読いただくことが出来ます。皆様のお役に立てれば幸いです。

メールマガジン購読のお申し込みはコチラから
お申し込みフォームへ移動します

新しいウィンドウで開く

※お問い合わせや書籍のご購入などとまとめてご登録されたい方は、お問い合わせページより一括してお申し込みが出来ますので、よろしければそちらをご利用ください。

バックナンバー


当ホームページご利用に関する諸情報へのリンクや著作権表示

プライバシーマーク制度のホームページへPDRはプライバシーマークの付与認定事業者です。Copyright © PDR Co.,Ltd. All rights reserved.