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もぐら通信 vol.32 2006.03.22
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〜 目の前に起こる出来事が最良の教材 〜
去る3月17日、下関にて西日本のお客様を中心にPDR主催の「ユー
ザー活動発表会」が行われました。実はPDRとしては、初めての試み
だったのですが、様々な気づきがありました。今回は、その発表会の様子を
少しだけご報告させていただきます。
この発表会、事の発端はお客様の一言でした。
昨年末、下関のお客様と食事をご一緒させていただいた時のことです。
会長さんから、
「PDRの手法を導入しているお客様同士で集まってみたいですね。きっ
とお互い良い勉強になりますよ。」
と言われ、私は、
「そうですね、では、実現にむけて動いてみます。」
と割と軽く応えてしまいました。しかし、その時、このような会になるとは
思ってもいませんでした。
まずは、九州地方を中心に今まさに取組みを始めている6社のユーザー
様に発表のお願いをしたところ、快く引き受けて下さいました。また、周辺
地域のユーザー様にご案内を差し上げたところ、総勢10社40名の方に
ご出席いただけることになりました。
年末の一端から、瞬く間に日程や参加者が決まり、着々と準備が整いつつ
ありましたが、それからが大変でした。何せ、主催者側もそうですが、ご発
表いただくユーザー様もこういった機会に慣れていない方が殆どでしたので、
発表準備に大わらわです。
あるユーザー様は、連日深夜までプロジェクトメンバー全員で集まって
発表の練習をしているようでした。こちらで資料を代わりに作成していま
したが、誤字があったらしく、それを知らせるメールの送信時刻は午前0
時を回っていました。
また、あるユーザー様の発表原稿案を事前に拝見したところ、そこには
これまでの苦労話や活動を通じての変化がリアルに記されていました。特に
導入当初は本当に大変なことばかりでした。しかし、そうした1つ1つ乗
り越えて、確実な変化を成し遂げてる姿が目に浮かんで来ました。
私は、会場へ前日入りしていたこともあり、またそうしたユーザー様の
とても誠実な姿勢に心を動かされ、とあるユーザー様の前日練習を買って
出ました。もちろん、担当として当然といえば当然のことではありますが
・・・。
通常の業務を終え、明日の発表者の面々が集まってきました。まずは全
体の流れを把握し、そして当日さながら予行演習。しかし、どうもうまく
進みません。練習は夜の10時までに及びました。
また別のユーザー様は朝一番に会場へ駆けつけ、ワープロ打ちした原稿を
何度も読み直していました。緊張で原稿を持つ手が微かに震えていました。
いよいよ、受付が開かれ、続々と参加者の方々が会場へやってきました。
そして、定刻通り、午後1時半に発表会がスタート。発表者は緊張の色が
隠しきれません。持ち時間は30分。途中、はにかむシーンもありながら、
これまでやってきたことを精一杯発表して下さいました。
6社全ての発表が終了したのは午後5時半。力の入った発表に参加者の
皆さんも熱心に聞き入っていたようでした。
発表会の後の懇親会では、思いがけず、参加された方から本音を聞く
ことが出来ました。
「いやー実はね、急遽代理で来たというのもあって・・・。内容もあ
まりよくわかっていなくて、ホント申し訳ないのですが、とりあえず行
けばいいのかなって位の気持ちだったんですよ。」
と言い、一息ついて
「でも、本当に今日来て良かったです。部下がどんな風にやっているかも
良くわかりましたし、それに他の会社の皆さんがあれだけ真剣に取り組ん
でいる姿に感動しました。有難うございました。」
と、頭を下げてくださいました。
今日、参加された方はプロジェクトの中心で実践されている方もいれば、
その上司の方、関係部署の方など色々な立場の方がおりました。このよう
な気持ちで来られた方は他にもいらっしゃったことでしょう。実際にプロ
ジェクトの中心でやっている方でさえも、改めてこれまでを振り返るきっ
かけになったのではないかと思います。
また、別の方には、
「結構、自分も一生懸命やっている方だと思っていましたが、もっと
頑張っている人がいるんだなと。今後はさらに頑張ります。」
という言葉をいただきました。
このような声をいただけたのもの、他ならぬ、今日参加の皆さんの力なの
です。
”一生懸命に”ということは周知のことと思いますが、しかしそれは、
その仕事にどこまで本気で、真剣に迫れているかということなのではないで
しょうか。本当に真剣に一生懸命やっている人の言葉や目には力があり、
見る者の心を動かすのだと思います。迫力といっても良いでしょう。
30分という短い時間の一言一言に、表情にそれが、現れていた証なのです。
大したお土産はご用意できませんでしたが、そんな”気づき”をそれぞれに
持ち帰っていただくことができたのなら、この会を主催した意味が本当にあった
かなと思います。私も大いに刺激を受け、大いに感動し、大いに勉強になった
1日でした。
「また来年もやりましょう!」
という下関の会長の言葉に参加者一同、笑顔で応えていました。
−end −
※レポート部分のみを抜粋して掲載しております
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