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もぐら通信 vol.37 2006.08.24
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〜 目の前に起こる出来事が最良の教材 〜
私どもは顧客管理手法を軸としたコンサルティングを行っています。
法人向けと個人事業主向けと少し展開の仕方が異なりますが、どちらの
場合にも共通していることがあるなと、この頃感じています。
つい先日も、個人事業主を主体に行っている「はがきの活用」について
継続してレクチャーさせていただいているメンバーとディスカッションし
ました。その時、メンバーからこんな声が出てきました。
はがきの活用を始めて約半年のAさんは、
「先月は、はがきを600枚書きました。紹介案件は出てきましたが、こ
れがはがきの要因かどうかはわかりません。
しかし、ひとつ言えることは、今まで関係が薄かった人からも連絡が来
たりとこれまでよりは関係が深まったなと感じています。少しずつですが、
確実にお客様の心が動いているのではないかと。契約という最終結果はま
だですが、必ず結果につなげるという自信が出てきました。」
といって、手ごたえを感じているようでした。
同じく、半年のKさんは、
「はがきは、先月60枚出しました。それ以外にもA4サイズで作った
自分通信を170通出しました。出会った人には全部書くようにしていま
す。最近では自分の両親にもはがきを出すようにしました。
少し前、このやり方を始めたばかりの時は、はがきを書くことや、自分
通信を作ることが負担でした。でも今はやりたいと思っています。
ただ、今までのやり方から新しいやり方に変換している途中なので、契約
数は減っています。それがちょっと辛いですね。」
と素直に胸の内を話してくれました。
また、4ヶ月目のSさんは、
「先月は、数枚はがきを書きました。このやり方が、自分の中で一つの流
れとなってきましたが、まだまだ各々お客様のフォローが仕組みになって
いません。ですが、はがきを書いた方から2件連絡がありました。
それと、過去の担当者から引継いだお客様なんですが、あまりいい雰囲
気じゃなかったんです。しかし、今は仲良くなることもでき、前任者より
良くやってもらっていると言っていただきました。
皆さんと同じように、どうしても契約という文字が頭にちらつきます。
このやり方を続けた方が良いのかどうか悩んだりもします。そんな時は、
無心になってはがきを書くようにしています。心を静めるためにも・・・
。」
と、悩みを打ち明けてくれました。
はがきの効果について、自ら体験したことをベースに皆さんにお伝えし
ておりますが、はがきを書けば契約できるというものではありません。は
がきは人と人との心をつなぐ手助けをし、私たちの商品・サービスに耳を
傾けてもらいやすい環境を作ってくれているだけです。
しかし、人というものは、自分の行為に見返りを求めたいものです。
そして、営業という立場であれば、契約のことを考えるのは当然ですし、
むしろそれが目的でもあります。ところが、こちらのその契約したいとい
気持ちが先に出てしまうと、相手はあまりいい気分にはなりません。
それは、相手にも都合があり、気持ちがあるからです。
このこと自体、皆さんよくわかっています。よくわかっているのですが
、ことさら結果が出るまでの間、たくさんの壁にぶちあたります。そして、
迷うのです。
このまま続けた方がいいのか、いつ成果が出るのか・・・。
みんなの話を静かに聴いていたTさんが、口を開きました。
「私は、はがきを書き始めて、約3ヶ月経った頃に少し結果が出てきまし
た。そして9ヶ月目頃には、はがきを書くことにも慣れ、それ自体大変で
はなくなりましたが、これだけで契約になるわけではないので、これでい
いのかストレスが溜まってきた時期でした。ですから皆さんの気持ちはよ
く分かります。
1年位経って、気が付いたら毎週契約が入っていたという状態になって
いました。狩猟民族が農耕民族に変わったなという感じです。
以前、自分の活動の量に応じて結果が出ると言われた事があります。そ
して、種をまいて育てていくことは自分の予測できない大きな成果が出て
くる可能性があるとも。
今は、他社で契約になってもいいと思っています。そのうち、自分のと
ころに来てくれるような気がするんです。お客さんは向こうの担当より、
こちらを見ているような気がしているんです。」
ソフトな口調とは裏腹に、確かな自信に満ちた言葉でした。
Tさんは、はがきを毎月数百枚、約2年近く書いています。圧倒的に
量が違ってきました。今日ここにいる他のメンバーよりも長い期間、継
続しています。
もし、間違いないと素直に感じることができたなら、それが自分のも
のとなり、成果が出るまでには一定の活動量と時間を要するものです。
また、お客様を作ることは、一朝一夕にはできません。相手に時間をど
れだけ費やしたかによって、お客様になるといっても良いかもしれませ
ん。
やさしい口調でまた、Tさんは付け加えました。
「やり続けるためには、仲間がいた方がいいですね。価値観が共有できる
し、お互い感じるものも違うのでいい刺激になります。私だって、時々
迷う気持ちが出てくることもあります。一緒に頑張って行きましょう。」
迷いが生じた時、自分を支えるのは、今までの活動量とそれに費やした
時間、そして同じ苦労を分かち合える仲間なのではないでしょうか。そし
てそれは企業でも同じことがいえると思うのです。
信じた道を途中で投げ出しそうになった時、もう一度問いかけてみませ
んか。
−end −
※レポート部分のみを抜粋して掲載しております
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